ヒブ髄膜炎ってなに
ヒブ髄膜炎とはインフルエンザ菌b型(冬場に流行るインフルエンザウイルスとは全く違います)が原因で発症する髄膜炎のことです。
ヒブ(Hib)という細菌が、ヒトからヒトへ飛沫感染し、鼻咽腔に保菌され、肺炎や喉頭蓋炎、肺血症などの全身性疾患を引き起こします。なかでも髄膜(脳や脊髄を覆う膜)に感染するヒブ髄膜炎は最も頻度が高く、予後が悪い病気です。
ヒブ髄膜炎はいつかかるの?かかるとどうなるの
多くの場合、生後3ヶ月から5歳になるまでの子どもたちがかかります。特に2歳未満のお子さんに最も多いので、要注意です。毎年全国で約600人の乳幼児がこの髄膜炎にかかり約20〜30人が死亡し、20%くらいの子ども達に後遺症(聴覚障害、発達遅延など)がみられます。
ヒブ髄膜炎の治療法は
ヒブ髄膜炎は初期症状がかぜと区別がつきにくく、簡単な検査では診断ができません。このためヒブワクチンが1987年に米国で開始され、WHOは1998年に定期接種ワクチンに推奨しています。現在では世界120カ国以上で導入されています。
ヒブワクチンの安全性は
主な副反応は接種部位の赤みや腫れで、そのほか発熱が数%報告されています。これらは通常数日以内に消失します。
また、ヒブワクチンは製造工程にウシ由来の成分が使用されていますが、ワクチンが原因でTSE(伝達性海綿状脳症)にかかったという報告は現在までありません。
ヒブワクチンの接種スケジュールは
【接種開始年齢】 【接種回数と間隔】 【追加免疫の接種間隔】
生後2ヶ月〜7ヶ月未満

4〜8週間の間隔で3回

おおむね1年後に1回
生後7ヶ月〜12ヶ月未満

4〜8週間の間隔で2回

おおむね1年後に1回
1歳児〜4歳児まで

1回のみ

なし

5歳以上の接種は行っていません。
ヒブワクチンの費用は
厚生労働省などに公費接種を働きかけていますが、残念ながら自費接種でスタートします。みなみ子ども診療所では下記料金で接種していただけます。
【組合員料金】
1回 6,300円
【未加入者料金】
1回 7,350円
ヒブワクチンの予約方法は
ワクチンは医療機関ごとに割り当てがあるため完全予約制で行います。
子どもさんのお名前でワクチンを取り寄せますのでキャンセルはお避けください。
また、上記の安全性について説明をさせていただくため、来院での予約となります。お手数をおかけしますがご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
予約からワクチンが届くまで4〜6週間ほどかかります。

予約をしていただいた方へはワクチンが届き次第、お電話にて連絡しますので、実際の接種日はその時に予約させていただきます。